洗剤(せんざい)は、もともとは石けんの代わりに、石油から洗剤をつくる方法がドイツで発明されたのが、その始まりなんだよ。1914年、第1次世界大戦(だいいちじせかいたいせん)という戦争が始まったとき、油は食べ物として大切だったので、ドイツではとても石けんの原料(げんりょう)に回せるほど量(りょう)がなくなった。そこで、別の原料で、もっといい方法はないかと研究(けんきゅう)された結果なんだ。 発明が完成(かんせい)したときには、その戦争も終わっていたけど、毛糸を洗うのに便利で、日本では大正時代の終わりごろから、少しずつ使われるようになったんだ。 その後また、2回目の世界大戦がおこったんだけど、洗剤がほんとうに、みんなに使われるようになったのは、この後だね。 1950年ごろに電気洗濯機(でんきせんたくき)ができて、水の中でぐるぐる洗い物を回しながら洗うようになって、水に早くよく溶ける洗剤が必要(ひつよう)になってきたんだ。
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