5000年も前に、シュメールというところ(今のイラク)で、粘土(ねんど)の記録板(きろくばん)に、石けんが登場(とうじょう)するんだ。そのころは、ぬり薬をねりこんだり、布を白くするのに使われていたようだ。 古代ローマ時代には、羊を焼いて神様におそなえする風習(ふうしゅう)のあった場所「サポーの丘」で、あぶった時に落ちた羊の脂(あぶら)と木の灰から、自然に石けんらしきものができて、“汚れをよく落とすふしぎな土”としてめずらしがられたそうだ。石けん=ソープ(Soap)ということばは、この丘の名前“サポー”からきたといわれているんだよ。 宗教(しゅうきょう)の儀式(ぎしき)が、思いがけずもたらした発見だった、というわけ…。
▲上へ
◇HOME◇JSDAの活動◇安全と環境◇誤飲誤用◇石けん洗剤知識◇役立つ情報◇クリーンキャンペーン◇CLEAN AGE◇こどものページ◇JSDA概要◇沿革◇組織 会員◇統計◇資料 刊行物◇リンク◇総目次◇English◇
日本石鹸洗剤工業会 (JSDA) © Japan Soap and Detergent Association 2000