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2003年6月16日更新
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参照カテゴリ> #03.歴史 


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C れきし
C 1 最初の石けんはいつごろできたの?
C 2 石けんがたくさん作られ使われるようになったのはいつ?
C 3 日本では石けんはいつごろからあったの?
C 4 じゃぁ、洗剤はいつごろできたの?


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C1 最初の石けんはいつごろできたの?

    5000年も前に、シュメールというところ(今のイラク)で、粘土(ねんど)の記録板(きろくばん)に、石けんが登場(とうじょう)するんだ。そのころは、ぬり薬をねりこんだり、布を白くするのに使われていたようだ。
    古代ローマ時代には、羊を焼いて神様におそなえする風習(ふうしゅう)のあった場所「サポーの丘」で、あぶった時に落ちた羊の脂(あぶら)と木の灰から、自然に石けんらしきものができて、“汚れをよく落とすふしぎな土”としてめずらしがられたそうだ。石けん=ソープ(Soap)ということばは、この丘の名前“サポー”からきたといわれているんだよ。
    宗教(しゅうきょう)の儀式(ぎしき)が、思いがけずもたらした発見だった、というわけ…。



 



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