安全と環境
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2015年10月28日更新
液 性:弱アルカリ性・弱酸性 主成分:界面活性剤20〜30% (脂肪酸カリウム,モノアルキルフォスフェイト,アミノ酸系界面活性剤)
【症 状】 (1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合 ●刺激(苦み)を感じる。 (2)原液または多量の希釈液を飲んだ場合 ●口腔や喉の痛み,下痢,腹痛,嘔吐がみられる。 (3)一般に合成洗剤は,口腔粘膜に対する刺激と苦み等悪い味を有し,更に吐き気を催す作用があるので,多量を飲み込むことはまれである。 【毒性データ】 ●急性毒性(マウス,経口投与):LD50値,5mL/kg以上 ●催吐性あり (1)希釈液をなめたり,一口飲んだ場合 ◎毒性上,ほとんど問題はないが,まず水で口をすすぐ。 ◎誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護するために,念のためコップ1杯程度の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませる。 ◎様子がいつもと違う場合,医師に相談する。 (2)原液または多量の希釈液を飲んだ場合 ◎すぐにコップ1〜2杯の牛乳または水、あるいは生卵を飲ませ,誤飲したものを薄めたり,食道や胃粘膜を保護する。 ×無理に吐かせてはいけない。吐物や泡が気管にはいると肺炎をおこす可能性がある。自然に嘔吐が生じた場合は,吐物を吸入しないように注意する。 ◎嘔吐や下痢症状が激しかったり,様子がおかしい場合は医師に相談する。 ●誤飲食により嘔吐した場合は、飲んだものや吐物などが気管に入る「誤嚥」を起こす可能性があり、窒息や誤嚥性肺炎の原因となることがある。 嘔吐がない場合でも、高齢者は一般的に、飲み込む機能(嚥下機能)の低下により、飲食物を誤嚥しやすくなる。 直後に症状がなくても経過を観察し、いつもと様子が異なる場合は、医師の診察を受ける。 ◎多量飲んだ場合,吐かせるよりも胃洗浄が望ましい。 ◎激しい下痢や嘔吐が現れた場合,輸液によって体液および電解質のバランスをとるなど,臨床症状に応じた対症療法をとる。 【症 状】 ●刺激によって充血や疼痛が生ずることもあるが,重大な障害となるようなことはない。 ◎こすらずに,すぐに水で充分に洗眼する。 ◎症状が軽減しない場合,医師に相談する。
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