「なぜ、ペリカンなのですか?」と、社名の由来をよく聞かれます。ペリカンは、特に家族を大切にする鳥だそうです。そこで、家庭品を扱う企業として、また社員を家族のように大切にするという先代社長の想いから、“ペリカン”が社名に選ばれたのです。
昔のマーク (A) を見ると、ペリカン親子の家族愛がモチーフとなっていたことが、よくわかります。現在使っているマークも、そのコンセプトを受け継いでいます。
社長は、日頃からよく「おにぎり」という表現をするのですが、そのココロは、“社員一人一人は米粒でも、皆がまとまればおいしい「おにぎり」になる”というものです。こうした社員一丸となって協力できる環境があるというのが、なによりのじまんでしょうか。
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来月7月には、25年ぶりの社員旅行を控えています。本社、大阪、名古屋、深谷工場と、すべての部署から社員が富士山麓に集まります。この旅をきっかけに、若手社員と中堅社員、また離れている部署の者同士が、より活発に交流でき、いっそうおいしいおにぎりができるようになればいいですね。
一時期は100種類を数えた化粧石鹸の種類は、現在でも60種以上で、これは石鹸メーカーとしては日本一とじまんできます。これだけあると、バラエティも豊富です。なかでも最近の注目は、“食べ物みたいな石鹸”です。本物そっくりの香りや色、食品パッケージのような包装 (B) にもこだわって、“食べ物と間違えるくらいのリアリティ”を追求しています。消費者の方々からは、「子供が喜ぶ」「お風呂の時間が楽しい」と好評なのです。
色も香りも種類が多いうえに、ショコラのような真っ黒なものまであるので、工場は生産ラインを切り替えるのもひと苦労で大変です。
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