本社が渋谷からここ中目黒駅のそばのビルに移転してきたのは、2002(平成14)年。その理由のひとつが、最新の耐震基準に合致したビルを探してのことです。まあ、こんなふうにいろんな意味で防災対策に力を入れているのですが、これって「ウチのぷちじまん」になりませんかね。
そりゃあたりまえだろ、といわれそうですが、これでも結構他に先駆けて、いろいろやっているんですよ。
まず、ここが受付フロアですが、ほらいきなり目に飛び込んでくるのが、AEDと避難の仕方のパネルですよ。
AED導入なんか東急の駅より早かった(笑)。それから、これはけがをした人を階段で避難させるための特殊な椅子なんです。受付のすぐそばなど、目立つところに置いてあります。
ちょっと、こちらの倉庫をみてください。ヘルメットに避難用の靴です。ヘルメットには折畳みのもありますよ。
社員用のはそれぞれの机にありますから、これらはみんなお客さん用です。
イザというときの避難は、とりあえず落ち着いて状況を把握してからになるので、一晩二晩はこの社内に留まっている社員がかなりあると予想して、その準備もしています。社員の面倒は会社で見てくださいというのが、自治体の方針なのです。社員としても家庭が心配になるのは当然ですからね。多摩川まで歩く訓練はしているのですが…。
ここは25階で、今や高層ビルはどこにでもあるので、これくらいでは高いとは言えませんが、東京タワーもヒルズも都心のスカイラインがきれいに見えるので、社会見学で訪れる中学生など、喜んでくれますよ。これもおまけのぷちじまん。(渉外マネジャー 坪内 徹さん 談)
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