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2025年6月16日更新
01. * CLEAN AGE 282号 * 目次へ 
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ライオンペット株式会社を訪問





photoどうしてる? 犬と猫のボディケア

[前編]
ペットが幸せな泡シャンプー
ライオンペット株式会社を訪問
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photo  ペットを家族の一員と捉える人が増えています。犬や猫によりよいケアを望むオーナー(飼育者)に応え、ケア用品の市場も活性化しているようです。
 「いつも清潔に、ずっと健康に、そして快適に。」そんな願いを込め、ヘルスケア・リビングケア用品を開発しているライオンペット(株)を訪ねました。


photo ←事業推進部 育成・宣伝グループ、愛玩動物看護師の相場美咲さん。

イベントではペットケアの方法を伝え、オーナーの相談にものっています。

黒柴は出勤中のくるみちゃん。



●みなさんが働くオフィスの横に、ペットルームがあるんですね


 ライオンペットの社員は愛犬や愛猫をここに連れてきて、一緒に仕事をすることができるんです。今日は黒柴のくるみちゃんが出勤中です。犬や猫がいることで、他の部所の社員やお客様との会話も生まれ、交流が広がっています。

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ペットルームの向こうにオフィスが見えます。



●ペットのヘルスケア・リビングケア分野の製品を幅広く 開発されています。とくにおすすめのケアはありますか


 暖かくなるとペットも活動的になりますので、ペットの体を清潔に保つための、ボディケアをご紹介したいと思います。ボディケアの基本はやはり、全身を洗い流すシャンプーですね。頻度は月1、2回程度がおすすめです※。

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●ボディは拭くだけでなく、洗ったほうが良いのですね


 体の表側の被毛の汚れはボディ用シートで拭けば落ちますが、被毛内部の皮膚の汚れは洗い流さないと落としにくいのです。犬や猫の表皮は人の約3分の1の厚みしかなく、たくさんの毛で守られています。毛の奥の地肌は、皮脂と老廃物を含む汗が混ざって、酸化や雑菌の繁殖が起こりやすい状態なんですね。これが肌に影響を与えたり、犬のニオイの原因になったりします。だからこそ、定期的なシャンプーで皮膚の汚れを洗い流し、清潔に保ってあげたいです。

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●シャンプーを嫌がる子もいますが、どんな工夫をされていますか


 実は当社が調べたところ、愛犬の全身シャンプーを習慣にしているオーナーの約半数が、ゴシゴシ洗いをしていました。犬や猫の薄い皮膚は刺激に弱いので、ゴシゴシ洗うと負担がかかり、嫌がる原因になります。
 そこで大事なのが“泡”です。犬や猫の全身を“泡”で包んで、やさしく撫でるように洗います。理想は、シャンプーをしてふわふわになった犬や猫が、ギュッと抱きしめてもらえるような、ペットにとって幸せな体験になることですね。そのために当社は、やさしく楽しく洗える“泡シャンプー”の開発に力を入れてきました。こうしたペットを第一に考えた製品をお届けすることで、ペットとオーナーの幸せな時間を応援していきたいと思っています。


ペットを第一に考えた商品開発

 1941年創業のライオンペット(株)は、当工業会会員社ライオン(株)のグループ会社です。本社は東京都台東区蔵前。 ホームページhttps://www.lion-pet.co.jp/

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