油脂製品部会 第12回 油脂調査団、6年ぶりに結成!
原料油脂に関する調査活動
油脂調査団を米国西海岸へ派遣
当工業会油脂製品部会は、世界的な油脂産業の動向調査を目的とした海外調査団を結成・派遣しています。今回はコロナ禍で中断していた2018 年以来の海外派遣となりました。
気候温暖化対策などの環境配慮は、動植物・石化原料を活用する油脂産業においても重要な関心事で、その調達や技術開発の革新的な取り組みが世界各地で積極的に行なわれています。調査対象は、米国で生産設備が稼働し始めたSAF(持続可能な航空燃料)、バイオサーファクタント(微生物によって生成される界面活性剤)、石油由来原料の代わりとして期待される代替油脂の3点とし、カリフォルニアに拠点を置くバイオベンチャーとの情報交換を実施しました。
↑写真は視察先の一つ、Genomatica社での記念撮影。調査団は当工業会会員社で構成しています。第12回は、日油株式会社、阪本薬品工業株式会社、株式会社ADEKA、花王株式会社、川研ファインケミカル株式会社、新日本理化株式会社、ミヨシ油脂株式会社、ライオン株式会社から一人ずつ参加しました。企業の垣根を越えた貴重な研鑽・交流の機会となりました。
視察内容の概要は、こちらのページに掲載しています。