1) さすてな京都
入り口に京都市の大地図があり、環境データなどが紹介されています。当日は2校から小学生が来ていて賑やかでした。
見学通路には、ごみ収集車のトリックアート。ごみはピットから焼却炉やバイオガス化施設(メタン発酵槽)へ。
写真とグラフで家庭ごみの移り変りを見るコーナー。京都市と京都大学は共同で昭和55年から、ごみの用途や中身の「細組成調査」を実施。現在は家庭ごみの重さの約4割が生ゴミで、そのうち4割が「食品ロス(食べ残しや、手つかずのまま捨てられた食料品)」とのこと。
京都市では「生ごみ3キリ運動」=食材の「使いキリ」「食べキリ」、ごみを出す前の「水キリ」を推進中。水キリは、焼却施設での熱回収率(発電率)を向上させる狙いがあるそうです。
2) 京都伝統産業ミュージアム
■〔〔左京区〕「京都伝統産業ミュージアム」(京都市勧業館みやこメッセ内)。伝統産業の文化・歴史・技術などを、制作工程と道具、現代のつくり手の作品や実演によって伝えています。
https://kmtc.jp/
1977年開館、2020年にリニューアルした「京都伝統産業ミュージアム」。
常設展示は京都市の伝統産業74品目。展示と語りの両方から、京都の伝統産業を体系的に学べる場所。新進の作家の実演もあり、熟練職人の手わざを実際にで見て、聞いて、日本の美を感じられます。
A:京友禅の道具、B:京指物の木の質感や香りの見本、C:漆の木の幹や、漆器の制作工程の展示。
●日本初の路面電車は京都の伏見線。その折り返し地点の中書島で創業した新日本理化(株)の研究開発から伝統工芸まで、もの創り京都を堪能しました!
案内してくださったみなさん、ありがとうございました。