国立感染症研究所を訪問
クリーンエイジ編集部は、2019年9月28日に実施された国立感染症研究所 戸山庁舎の一般公開を見学しました。公開日は年に一度、同研究所の活動が豊富な展示や模型で紹介され、研究所員のみなさんから感染症について教えていただける貴重な機会です。
☆子どもや親子が楽しめる体験型イベントもあり、肝炎予防を呼びかける「肝ちゃん」が会場を盛り上げていました。
☆病原体の種類を解説してくださったウイルスの専門家、下池 貴志さん(同研究所 ウイルス第二部)。
「もしもウイルスが手についても、その数を手洗いで減らすことができます。ノロウイルスなどによる食中毒を予防するうえでも手洗いは欠かせません」
☆手洗い実習指導を担当されていた倉 文明さんはレジオネラ研究が専門(同研究所 バイオセーフティ管理室)。
「どんな感染症も予防の基本に手洗いがあります。土ぼこり吸入防止のマスク着用とともに、園芸作業後には手洗いを徹底すると、土壌や腐葉土からのレジオネラ感染を防止します」