◇12月から 衣類の「取扱い表示」が変わりました
ご存知ですか? 2016年12月1日以降に製造された衣類には、「新しい取扱い表示」が付けられています。
衣類の取扱い表示は、日本では家庭用品品質表示法に基づく規定と付随するJIS規格、海外では国際規格(ISO)にそって付けられています。これまで、日本の表示には独自の記号類が用いられてきました。
近年は、海外での衣類の生産や輸入が一般化し、洗濯機や洗剤類の多様化、商業クリーニングの技術向上など、衣類をとりまく環境は大きく変化しています。こうした状況から、取扱い表示の内容が見直され、家庭用品品質表示法の改正により世界共通の記号が使用されることになりました(新表示は日本工業規格(JIS) L 0001 に規定)。
これから店頭に並ぶ衣類は、徐々に新表示に切り替わっていきます。ご家庭でも新しい取扱い表示をひととおり確認し、衣類に適したお手入れを心がけてください。
● 衣類の取扱い表示をよく見ましょう
取扱い表示の記号は「取扱い方の上限」を表しています。記号が示す限度よりも強い作用や高い温度で洗濯やアイロンがけをすると、衣類にダメージを与える可能性があります。洗濯などをする前に、取扱い表示をよく見ましょう。
● 新しい記号の意味を理解しましょう
新しい記号のデザインは世界共通です。種類は従来の22種から41種に増えました。新しい記号の意味を正しく理解しましょう。
記号に含まれない「中性洗剤使用」「洗たくネット使用」「あて布使用」などの情報は、記号の近くに文章で補足されることがあります。
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新しい「取扱い表示」について詳しくは、
消費者庁のホームページをご覧ください