◇柔軟仕上げ剤を使うときのポイント
冬服を ふんわり仕上げて 静電気も予防!
柔軟仕上げ剤のメリットを活かせる、使いかたのポイントをご紹介します。
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*1* ふんわり、滑らかな質感に仕上げる。 |
柔軟仕上げ剤は、繊維の表面に適度に吸着して潤滑油のような働きをします。繊維間の摩擦抵抗を弱めることで、質感を柔らかく滑らかな状態に保ち、洗濯ジワも緩和します。特に、ふんわりと仕上げたいニットのセーターやタオル、肌触りよく仕上げたい肌着などにおすすめです。
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*2* 静電気によるホコリや花粉の付着を抑える。 |
空気が乾燥する冬は、静電気が発生しやすい季節です。柔軟仕上げ剤には静電気防止効果があり、衣服がまとわりついたり、脱ぐときにパチパチするのを抑えます。また、空気中のホコリや花粉が、静電気によって繊維に付着するのを防ぐので、レースのカーテンなどの黒ずみ防止や、花粉対策にも役立ちます。
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*3* 香りを心地よく楽しむために、周りの方に配慮した適正な使用をお願いいたします。 |
最近では、着用時の香りを楽しむために柔軟仕上げ剤を使う人も増えています。ただし、同じ柔軟仕上げ剤を使い続けると、香りに慣れて弱く感じるようになり、つい使いすぎてしまう場合がありますのでご注意ください。使用量が多すぎると肌着やタオルなどの吸水性が低下し、使い心地が悪くなる恐れがあります。また、香りの感じ方や好みは人それぞれに異なります。周囲の方にもご配慮のうえ、製品に表示された使用量の目安を参考にしてお使いください。各メーカーでは、香りの特徴や強さなどの製品選びに役立つ情報もホームページ等で提供しています。
また、部屋干し臭が気になって柔軟仕上げ剤を使いすぎる場合は、臭いの発生を抑えることで使いすぎを防ぎましょう。除菌効果や抗菌防臭効果のある洗剤で洗ったり、洗う時に漂白剤を加えると効果的です。すすぎにお風呂の残り湯を使うと、洗濯物に汚れが付着して臭いの原因になるので、必ずきれいな水道水を使うことも大切です。 |