9千点を越える応募作品から、個人の部 最優秀賞に選ばれた市川悟也さんは、愛知県の岡崎城にも近い岡崎市立広幡小学校に通う3年生です。同小学校で1月21日に表彰式が行なわれました。
児童達が緊張した面持ちで見守るなか、悟也さんは同じく個人の部で優秀賞に選ばれたお姉さんとともに、賞状と作品を焼き付けた記念絵皿を受け取りました。人物をいきいきと描いた大胆な構図と、“ゆびさきまでしっかりと!”の標語が評価された作品は、「学校で毎年、胃腸風邪がはやるので、手洗いで少なくなってくれたらいいな」と思いながら描いたそうです。「妹が1年生なので、ひらがなの標語で分かりやすくしようと思いました」とも話してくれました。
↑作品絵皿を手にした市川悟也さん(右)。
5年生のお姉さん、菜月さんも優秀賞を受賞しました。
↑日本石鹸洗剤工業会の菊池永敏 広報委員から
表彰状を手渡しました。
学校の部には412校の応募があり、最優秀学校賞を獲得したのは埼玉県深谷市立常盤小学校です。全校児童629名のうち76人が、夏休みの自由課題としてポスターを描きました。
昨年12月21日に全校児童を集めて行なわれた表彰式では、会場に76人全員のポスターが貼り出されました。加藤眞司校長からお祝いの言葉が贈られ、代表者5人が賞状と記念盾、副賞の石けん1000個を受け取りました。受賞した喜びを全員で分かち合いながら、76枚の作品に込められた「しっかり手を洗おう!」とのメッセージを、冬休みの前に再確認することができたようです。
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