2008年 夏号 (214)
● 定時総会が開催されました
日本石鹸洗剤工業会(中嶋宏元会長・株式会社ADEKA会長)の第58回定時総会が、5月23日東京会館で開催され、平成20年度工業会活動方針が、次のように確認されました。
日本石鹸洗剤工業会平成20年度活動方針
|
- 公正な自由競争を基本とし、活力と創造性に富んだ業界活動を推進する。
- 循環型社会形成に向けた業界の取り組みを継続する。
- 広報活動を強化充実し、業界製品の正しい知識の啓発、普及活動を推進する。
- 当業界の製品や原料市場、流通、需給構造の変化を把握する。
- 最新の技術動向や、関連する技術標準の新設、改訂への対応を図る。
- 経営に関連する法律改正や労務課題に関しての調査、研究を推進する。
- 海外の関連団体との協力関係を更に発展させ、諸課題に対応する。
|
また、一部役員の交代人事があり、新任の人事としては、副会長に大池弘一氏(日油株式会社社長)、同・小林敏光氏(株式会社資生堂専務)、理事に桐山一憲氏(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社社長)、監事に古賀和則氏(ツムラライフサイエンス株式会社社長)、専務理事に石井茂雄氏の就任がそれぞれ承認されました。
● グリセリン研究助成金の対象者決まる
*引き続き平成21年度の応募も受け付けています
当工業会では、脂肪酸や石けんの製造過程で副生するグリセリンの、新規使用用途の開発を促進するため、その研究に助成を始めることにし、国内の研究者を対象に応募を募っていました。
このたび、その第一回目となる平成20年度のグリセリン新規用途開発研究助成金の交付対象者が、次の通り決定しました。
北里大学理学部 南 英之氏 『三相乳化法を用いたスーパーエマルション燃料としてのグリセリンの利用』
|
岡山大学新技術研究センター 石塚章斤氏 『生分解性プラスチック原料を高選択的に製造する新規触媒法の開発』
|
現在、平成21年度の応募も8月31日締切りで受け付けています。応募用紙ならびに詳細はこちらです。
■コミュニケーション活動日誌
2月21日
|
|
神奈川県環境農政部大気水質課を訪問。同県の洗剤対策推進方針については、現在見直し検討中であることを再確認しました。
|
4月3日
|
|
「第4回クリーンセミナー」が4月3日に開催され、会場定員を超える申し込みがあるという盛況ぶりでした。講師の安井至先生のテーマは、「安全と安心はどう違うか 〜安心できない市民へメッセージ〜」と題したもので、今後の市民個人レベルの安全意識と問題解決に、一石を投じるものでした。こちらに講演要旨を掲載していますので、ご参照ください。
|
4月11日
|
|
コープかながわが、新たな「衣料用洗剤」の取り組みを始めるにあたり、工業会が同コープのリスクコミュニケーション活動を支援してきました。そのお礼を兼ねて、コープかながわ幹部の方々が来会。情報交換をはじめ、今後も交流を続けていくことを、相互に確認しました。
|
4月15日
|
|
協同組合石けん推進運動連絡会からの公開質問状が、会員各社に来たことに対し、統一回答を投函しました。
|
|