日本石鹸洗剤工業会の広報紙「CLEAN AGE」(クリーンエイジ)は、今号(214号)から体裁を一新しました。これを機に、これまでたどってきた長い歴史を振り返ってみました。
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■ 1974(昭和49)年9月 「CLEAN AGE」第1号発行
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B5判8ページ 月刊で「CLEAN AGE」が創刊されたのは、まだ石油ショックが尾を引いている頃。合成洗剤の生産や出荷の状況や諸外国の事情報告から始まった記事の内容も、合成洗剤への誤解をとく解説や、下水道整備による環境浄化の必要性を訴えるものが多く並ぶ。
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■ 1982(昭和57)年9月「CLEAN AGE」第78号から
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B5判各4ページの「特集」に加えて、「社会編」と「生活編」の二つを分割して毎月発行にし、配布対象によって記事の内容を変え、よりきめ細かに対応していく必要があった。滋賀県の琵琶湖富栄養化防止条例がきっかけとなって、洗剤問題が科学の問題から社会問題化し全国に波及するような世の中の動きに、的確な情報提供をするため。無リン化を推進する一方では、洗剤の適量使用のPRも始めたのもこの頃から。
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■ 1986(昭和61)年5月「クリーンエイジ」第100号から
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B5判12ページ 表紙カラー 隔月刊奇数月発行。100号を記念して「洗濯・洗浄・清潔」をテーマにした東西の古い絵などが、カラーになった表紙を飾る。“ きれいな日本。きれいな心。" をキャッチフレーズに「クリーンキャンペーン」が始まり、「クリーン調査」の結果も誌上で発表。地球環境を意識した、工業会独自の環境美化・水環境浄化への取り組みアピールも鮮明に。
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■ 1992(平成4)年7月「クリーンエイジ」第137号から
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A4変形判12ページ 表紙には各地の名水などカラー写真。隔月刊奇数月発行。判型が正方形の変形判になり、きれいな水のシンボルとして全国各地の名水を表紙のカラー写真で紹介。上下水道
の現状や課題を取りあげる一方では、ごみ問題もテーマとして登場。
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■ 1995(平成7)年7月「CLEAN AGE」第155号から
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A4変形判12ページ 表紙デザイン・ロゴ変更。表4カラーで「お洗濯119番」「地球ピカピカ大賞」。隔月刊奇数月発行。容器包装ごみの削減に取り組む業界の動きを伝えながら、ごみ処理やプラスチック容器などの再使用化、ごみ処理の3Rを進めるさまざまな状況もリポート。
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■ 1999(平成11)年6月「CLEAN AGE」第178号から
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A4変形判12ページ表紙カラー 年4回季刊に変更。
工業会関連の商品についての正しい知識の普及に努めるとともに、PRTRなどの新たな動きにも対応し、環境・安全に取り組む姿勢と実績などについても報告。富栄養化対策条例から20 年を経た現地を訪ねて、改めて湖沼の水質と水環境を守るためになにが必要かを探る。
2000年から開設したJSDAホームページとあわせて、記事の内容も順次Web化するほか、情報公開を推進。また、連載で「お茶の間の目線で」洗剤やお洗濯を見直すという、一般向けのオリジナル情報の蓄積と発信を進める。
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■ そして2008(平成20)年6月からは…
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これからも、変わらず役立つ情報提供に努めてまいります。
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