2007年12月(212)号
■工業会の動き
● プラスチック容器使用量を調査
当業界の製品容器に使われたプラスチック使用量の、2006年度調査結果がまとまりました。JSDAには、この調査を開始した1995年を基準として、2010年までに製品内容量あたりのプラスチックを30%削減することを目標とした、自主行動計画があります。今回の調査の数字は、12月25日に発表予定です。
● 解説資料「石けん・洗剤類の関連法令・法規」を改定
2002年版を全面的に見直した版が完成しました。JSDA会員は、ホームページから全ページ無料でダウンロードできます。会員以外の方は、有料頒布となります(申し込み方法は、資料刊行物コーナーをご覧ください)。
■INFORMATION
◎ 蛍光増白剤のリスク評価を発表 欧州の石鹸洗剤関連企業が、1999年から協働して開始したHERAプロジェクトの結果を基に、わが国の衣料用合成洗剤への蛍光剤配合量や暴露評価等の環境調査結果を加味したリスク評価書が完成しました。これは、JSDA環境・安全専門委員会が、技術資料として取りまとめたものです。12月25日から、ホームページで公開。
◎ 第3回JSDA クリーンセミナーを開催
あいまいでもアッという間に広がる「危険情報」に対して、なかなかうまく伝わらない「安全情報」を、どのように伝えるかが今回のテーマです。講師は(社)環境情報科学センターからお招きし、東京・日本橋の油脂工業会館において、1月23 日(水)14時から。入場は無料。JSDAホームページで、12月下旬からご案内の予定です。
■コミュニケーション活動日誌
8月10日
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東京都町田市・中野区を訪問。情報交換。
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8月28日
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JSDA セミナー「化学物質の安全シリーズ」第1回「安心・安全とは?」を、(独)製品評価技術基盤機構(NITE)化学物質管理センター所長 坂口正之氏を招いて開催。化学物質のリスク評価の基本と管理の方法について、化学物質管理の専門家からわかりやすく解説していただいた。講演の概要は、こちらに掲載。
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9月5日
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神戸市消費者協会くらしの研究会で、「くらしの中の石けん・洗剤−石鹸・洗剤の種類と役割」と題して講演。
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10月22日
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神奈川県平塚保健福祉事務所の依頼で、「台所洗剤の役割と変遷」と題し、市内の食品製造事業者を対象に講演。
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10月24日
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JSDAセミナー「化学物質の安全シリーズ」第2回「安全はどうやって確かめるの?」を、(財)残留農薬研究所 毒性研究室室長 青山博昭氏を招いて開催。化学物質の安全を確認する各種試験の概要と、有害性評価・リスク管理の現場で見られるさまざまな誤りが、なぜ起きるか、どうすればいいかを具体的に話していただいた。。講演の概要は、こちらに掲載。
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