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2007年9月15日更新
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参照カテゴリ> #06.CLEAN AGE 211号 

*仕上げ剤メモシート

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仕上げ剤メモシート(6)
◇アイロンがけの苦手な方にこんな仕上げ剤も
〜シュッとひと吹き、手軽に使える〜

※製品写真は2007年9月時点のものです
アイロンがけは大事だけど

 以前、石洗工のクリーン調査のなかで、洗濯は「好きな家事」に挙げる人が多かったのに、「苦手な家事はアイロンがけ」というのも多かった、という結果がでていたことがありました。「料理は好きだが、後片づけがいや」というのも、同様の傾向なのでしょうか。
 アイロンがけは、水分と熱と圧力の作用によって、洗濯物のしわを伸ばすもので、古くから“火熨斗(ひのし)” として使われてきたものです。洗濯後の仕上げで、衣類の型を整えるためにもっとも広く用いられている方法です。
 しかし、アイロンがけに苦手意識が強い人が多いのは、多少の技術や経験と熟練度が必要なためかもしれません。洗濯の仕上げは、確かに手間のかかるものです。
 そこで、その負担をできるだけ軽減しようと、衣類の素材や加工に関して、いろいろと工夫されてきました。洗ってそのまま干しても型くずれしないWash and Wear 加工した衣類とか、もとの形状を記憶している素材とかいうのもそうです。

しわを防ぐ仕上げ剤も

 仕上げ剤や糊剤でも、それらに配慮して機能を高める努力が続けられてきた結果、従来の分類や定義を超えた新しい製品もたくさんでてきました。
 “アイロンのいらない仕上げ剤”もそのひとつです。これには、大きく分けると、すすぎ後に洗濯機に入れて使用するものと、干すときに洗濯物にスプレーするものと、二つのタイプがあります。
 すすぎの後に入れて使用するものは、干すときに手で形を整えるだけで、洗濯じわがつきにくくなるので、カジュアル衣料ならアイロンなしでもこれだけで十分です。
 干すときにスプレーするタイプのものは、脱水後、洗濯物を干すときに衣類をハンガーにかけ、しわが発生しやすい縫い目部分を中心に、約20cm 離して十分にスプレーし、縫い目や洗濯じわの部分を手でぴんと引っ張ってから乾かします。これは、乾いた衣類の洗濯じわ除去にも使用できます。

着じわをとるスプレーなども

 洗濯とは別に、着た後のしわをとる衣類ケア剤も増えています。
 ブレザーやスーツなどのように、頻繁には洗濯しない衣類や、洗わない衣類、着用後の衣類などのしわやニオイをとるための製品もあります。
 脱いだ服にスプレーしておくと、着じわがのびてニオイもとれるというのも、究極の“アイロンいらず”ニーズにこたえるものかもしれません。

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