水遊びから嵯峨谷川の清掃活動に…
市内の養護学校小学部との交流で、紀ノ川の支流で地元嵯峨谷川にある「嵯峨の滝」で水遊びをするため、事前にごみを拾いに行ったのがきっかけでした。1991年以来、毎年2回の滝周辺の清掃活動を続けています。
水遊びを通じて、こどもたちの興味は滝の上流・下流にも広がり、5年前からは校区内の嵯峨谷川全域で年5回の清掃を実施しています。また、町内の青少年健全育成会の呼びかけに応じ、別の河川でも6年生が他校生や大人とともに清掃行事に参加するようになりました。
こどもたちの活動にともなって、地元の川の美化へ関心も高まり、魚やホタルの情報も寄せられるようになりました。
それにつれて、校区内の各河川のごみも減ってきて、川と周辺がきれいになってきました。
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本名川のクリーン作戦を中心に展開
学校の近くを流れる本名川で、川や土手の清掃活動をはじめ水生生物の観察や水質調査を行なうなど、“本名川クリーン作戦” として活動をしています。そのほか、川を学習の場にする機会にも清掃活動を取り入れています。
学校では児童全体で環境保全の大切さや、ごみの減量について話し合う場も設けられ、地域の子ども会や住民との協力によって、町のイベント後の清掃にも参加しています。
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