有帆川周辺の清掃など校外活動
1983 年に結成された「緑の少年隊」が、環境活動の始まりでした。数々の賞を受けた校外活動は、現在も続いていますが、1996 年からは「校外クリーン作戦」として、学校のそばの有帆川周辺の清掃活動を展開してきました。
コスモスの植栽美化からスタートし、現在は毎週1 回、児童が主体となった実行委員会が立案したプランのもと、校地内外の清掃活動を実施しています。
さらに夏休みには親子環境整備活動として、校内や有帆川沿いの道の清掃を実施。空き缶収集も行ない、ボランティア委員会が回収しています。また、地域住民と共に「ホタルと鯉の住みよい川づくり」への清掃活動や、地域行事にも参加し、地域の環境美化に取り組んでいます。
|
|
“ホタルの祇園川”をきれいに
河川清掃やゴミ拾いなど、主な環境美化活動の場である祇園川は、学校付近では川幅が20m ほど、川原一面が葦原で覆われています。公園と1km ほどの散策路、川原にも石畳の遊歩道が整備され、ごみ一つなく、魚影の濃い清流となって流れています。
この川で、10 年ほど前からホタルの復活を願って幼虫と餌のカワニナの放流が続けられてきました。児童も参加する「小城町ゲンジボタル保存会」の活動の成果により、今では佐賀県下で、ホタル鑑賞といえば祇園川といわれるほど有名になっています。地域の高齢者を招いたりして、アイガモ農法による稲や花の栽培なども実施しており、自然と地域のふれあいのなかで豊かな心を育てています。
|