田儀川の水質調査や美化推進
多伎町口田儀は、日本海と山と川に囲まれた町です。平成11年から始まった、田儀海岸の清掃がきっかけで、海岸のごみや水の汚れに関心が広がりました。日本海に注ぐ田儀川の水質や生物など環境調査や、学校の内外の美化運動に、全校あげて取り組んでいます。
人に優しく、学校にやさしく、地域にやさしく、をテーマに、親子奉仕活動では親子で協力し、草取り、ゴミ拾いをつうじ、環境美化の大切さを学んでいます。
夏には学校で育てた花を家庭や地域に配って町を明るくする運動、秋には出雲市のボランティアウィークに参加し、地域や保護者の方々に協力し、通学路やバス停などの清掃活動を続けています。
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地域ぐるみ環境美化活動に発展
昭和60年から継続してきた地域の清掃活動は、通学路だけでなく住民の生活道路にまで及んでいます。そのため、ごみが散乱するようなこともなくなり、喜ばれてきました。
それが、PTAから消防団、町内会、老人クラブや中学生にも広がり、地域ぐるみの活動に発展してきました。毎月1回、日曜日に2時間ほどかけて行なう、生活道路・学校周辺の県道や神社周辺などの清掃も定着しています。
また年3回ほど、全校児童下校時に通学路のゴミ拾いを実施し、そのゴミの分類をして、児童会が地域に報告しています。夏休み中も保護者と共に校舎内外の清掃を実施。
県道や川沿いに群生するオオキンケイギクを、“小泉の花” として大切にしています。
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