2006年6月(206)号
■工業会の動き
● さらなる容器包装プラ使用量削減へ
日本石鹸洗剤工業会では、環境委員会を中心に、かねてから容器包装ごみの排出削減に努めてきました。今回の容リ法の見直しに関連する、経団連ならびに容器包装に係る「3R推進8団体連絡会」の動きにも足並みを揃え、当業界独自の容器包装プラスチック使用量削減に係わる自主行動計画を策定し、6月末に公表します。
これまでにも増して、容器包装ごみの削減に取り組む姿勢を強力に打ち出したもので、プラスチック使用量(原単位)削減は、04年起点で、2010年までに6%削減が必要とされます。これに基づくフォーマットを作成し、各社は自主行動計画を策定することになります。
同時に、消費者のみなさんにもご理解ご協力をいただけるよう、計画を進める予定です。
■INFORMATION
◎ “薬用石けん”の表示が変わります
薬用石けん(医薬部外品)の成分表示方法について、日本石鹸洗剤工業会の自主基準ができました。平成18年4月から実施中です。ただし既存の製品については、2年間の猶予期間があります。
詳細は、こちらのページからPDFファイルをダウンロードしてご覧いただけます。
◎ 『暮らしの中の石けん・洗剤』ができました
広報委員会では、『暮らしの中の石けん・洗剤』の改訂第7版を発行しました。A4 判16 ページのこの小冊子は、当工業会の紹介と活動のポイント、基本商品知識などを概説したものです。ご希望の方には、無料で差し上げていますが、郵送の場合は送料のみご負担ください(1部のとき140 円)。申し込みは切手同封の上、事務局まで。
■コミュニケーション活動日誌
2006年4月11日 |
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東京都中野区の施設内での合成洗剤使用について、安全性などに関して情報提供。 |
2006年4月26日 |
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東京都西東京市省エネ部会学習会で合成洗剤は安全性に関して問題ない旨を含め、石けんと洗剤に関する情報提供。 |
2006年5月16日 |
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大阪ABC 朝日放送4 月27 日の「おはよう朝日です」で、書籍『経皮毒』をベースとして、シャンプー等日用品を科学的根拠なく否定し、視聴者に不安と恐怖を煽った件に対して、抗議と訂正を要求。TV 局は「検証に欠けていた」と回答。 |
2006年5月24日 |
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合成洗剤を否定する内容の対策要綱等を制定している20自治体(8府県12市)に対し、廃止を文書で要請。 |
■会員会社情報
【社名変更】(該当組織変更を含む)
- 株式会社ADEKA (旧:旭電化工業株式会社)
- カネボウホームプロダクツ株式会社(旧:カネボウ株式会社)
- プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&Gジャパン) (旧:プロクター・アンド・ギャンブル・ファー・イースト・インク)
【本社移転】
- 株式会社ADEKA 〒116-8554 東京都荒川区東尾久7-2-35(旧:東京都中央区)
- ニッサン石鹸株式会社 東京本社 〒130-0024 東京都墨田区菊川3 (旧本社:大阪市鶴見区は「大阪本社」に)
【2005年度新入会・賛助会員】
- ソーダアッシュジャパン株式会社 〒104-6221 東京都中央区晴海1-8-12
- 住友商事株式会社 〒104-8610東京都中央区晴海1-8-11
- アイ・エフ・エフ日本株式会社 〒140-0011 東京都品川区東大井 1-21-4
- シムライズ株式会社 〒105-0014 東京都港区芝3-32-3
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