2006年3月(205)号
■工業会の動き
● 国石鹸洗剤工業会(SDA)80回大会に参加
1月30日から2月4日まで、フロリダでSDA80回記念大会が開催されました。この大会には欧州の関連業界、カナダの工業会と共に日本石鹸洗剤工業会も参加し、SDAとの情報の共有化をより一層深めるとともに、対応すべき課題について協議しました。
● ASDAC-GHS 第3 回目の会議を予定
工業用薬品や消費者商品も含めた、化学物質製品のラベル表示を世界共通の基準で行なうGHS 国連勧告が一昨年に出されました。2008年末までに全世界での実施が目標です。アジア各国/ 地域の石鹸洗剤工業会でも、その導入に向け準備を進めています。4月末には第3 回目の会議を東京で開催、日本がとりまとめる導入手引書を基に協議する予定です。
■INFORMATION
◎ OECD のLAS 評価結果翻訳版( 技術資料) を作成
CLEAN AGE9月号で、概要をお知らせした「LAS のヒト健康と環境影響」に関するOECD の英文発表については、多くの方から日本語訳の要望をいただきました。
当工業会では、その訳文に用語解説などを加えた技術資料を3 月中に発刊予定です。頒価等詳細は当ホームページでお知らせします。
◎ 4 月から省エネ法が改正されます
4月1日からの施行予定の「エネルギーの使用の合理化に関する法律」の改正では、熱と電気を合算した使用量を基準に工場・事業場が指定され、報告書の提出や管理士の選任届出等が必要になります。また、貨物の輸送量が3,000万トンキロ以上の特定荷主は、年度ごとに報告書や計画書の提出を求められることになります。
■コミュニケーション活動日誌
2005年12月5日 |
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京都府舞鶴市との情報交換で、石けんパンフレット内容の問題点について指摘、改定案の作成について協力を約束。 |
2005年12月6日 |
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大阪府八尾市生活排水アドバイザーOB 会“アクアフレンズ” の学習会に「最近の洗剤問題について」の講師として出席。 |
2006年1月24日 |
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埼玉県の「化学物質を考える県民の集い」に、「石けん・洗剤の安全性」ポスターロビー展示協力。 |
2006年1月31日 |
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「OECD-HPV プログラムによるLAS の初期リスク評価( ヒト健康と環境影響) について」OECD 発表の翻訳および解説の初版発行。 |
2006年2月16日 |
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上記舞鶴市宛に、改訂案作成用の参考資料を送付。
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