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 工業会の動き
INFORMATION
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2003年12月(196)号
■工業会の動き
●ASDAC2005年は日本で開催
前号でもお知らせした「アジア石鹸洗剤業界団体会議（ASDAC：Asia Soap and Detergent Associations Conference）」が、「健全で幸せで清潔な生活を目指して」をテーマに、10月に北京で開催されました。会議には、今回から新たにフィリピンが参加し、アジアの７か国のほかに、オブザーバーとしてアメリカから工業会（SDA）プレジデントが参加しました。なお、次回2005年の会議は日本での開催が決まりました。
●実業団野球大会・油脂産業代表が決定
当工業会主催で毎年開催されている「全国油脂産業野球大会」の優勝決定戦が、10月6日に行なわれ、関東地区代表の株式会社資生堂・鎌倉工場が優勝しました。準優勝は、関西地区代表の日本油脂株式会社尼崎工場でした。
優勝チームは、来年6月に東京ドームで行なわれる、第54回「紅龍旗・実業団野球全国大会」に出場します。
■INFORMATION
●国立感染症研究所がSARSに関する消毒情報
国立感染症研究所（旧国立予防衛生研究所）は、「台所用合成洗剤が、SARSコロナウイルスの処理に効果が高いことが実験的に確認され、安全に消毒が行える選択肢が増えた。」と11月28日に発表しました。消毒法とその概要は、ホームページで公表されています。
http://idsc.nih.go.jp/others/sars/sars03w/index.html
●国際海洋汚染防止条約の基準見直し
容器を用いず直接積載するバルクでの海上輸送規制の強化が検討されています。
国内法の改正につながると、これまで主に原油に適用されてきた二重船殻タンカーの使用が、食用を含む動植物油脂、脂肪酸、化学品などにも拡大されるため、輸送手段など今後の影響に注目する必要があります。
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