日本石鹸洗剤工業会　クリーンエイジ

2002年8月1日更新

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容器包装への識別表示・材質表示実施状況

石鹸洗剤業界はプラスチックおよび紙製容器包装の識別マークを
2002年3月末時点で76％の商品に表示しました

このたび、日本石鹸洗剤工業会・環境保全委員会（委員長出光保夫／花王(株)常務）では、会員企業16社を対象に、2002年３月末時点でのプラスチックおよび紙製容器包装への識別表示とプラスチックの材質表示状況を調査し、その結果を取りまとめました。

結果概要

容器包装リサイクル法では、消費者に分別廃棄、市町村に分別収集、事業者に再商品化の義務を課していますが、2001年４月から、容器包装がプラスチックあるいは紙であることを示す識別マークを表示することが、資源有効利用促進法により事業者に義務づけられました。
表示の実施には２年間の猶予期間がありますが、石鹸洗剤業界では、2000年10月に「表示に関するガイドライン」を作成して表示を推進してきました。その結果2002年３月末までに、表示対象製品の76％にあたる771の製品に識別マークの表示を終了しました。
また容器包装がプラスチックの場合には、その主な構成材質を表示するよう努めており、対象製品の80％にあたる538の製品に材質を表示しました。
今回調査対象とした製品と、各製品毎の表示の実施状況は以下の通りです。

製品	識別表示				材質表示
製品	対象製品数	表示製品数	表示率（％）	プラマーク表示製品数	対象製品数	表示製品数	表示率（％）
化粧石鹸(固形)	147	120	82	51	51	31	61
ボディ用洗浄剤	121	101	83	101	101	68	67
手洗い用洗浄剤	27	17	63	17	17	17	100
シャンプー・リンス	286	205	72	205	205	143	70
洗濯用洗剤	133	95	71	70	70	63	90
柔軟仕上げ剤	35	28	80	27	27	27	100
台所用洗剤	92	74	80	74	74	72	97
住居用洗剤	114	85	75	80	80	75	94
漂白剤・かびとり剤	61	46	75	44	44	42	95
計	1,016	771	76	669	669	538	80

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