わたしは、毎日家に帰ったら、まず手を洗って、うがいをするのが習慣になっていますよ。いや、なにしろね。手洗いをちゃんとしないと、食事にありつけないんでね。そりゃ困る…。(笑)
だいたい、女性のほうが、そういう衛生意識は高くて敏感でしょ。ところが、男性の場合は頭で理解しても、行動に移すことには横着でいいかげんなところがありますね。仕事の種類によっては、手洗いの意識にも違いがあるようですが…。
会社でもインフルエンザ予防にマスクの斡旋をしたりしますけれども、さあ手洗いとなると、こどもの頃は母親にいわれてしていたのに、中学ぐらいからしなくなっていたりするし…。
そうですねえ、習慣化はいつからでしょうか、妻がうるさく言うようになったのは、あれはSARS騒ぎの頃からでしたかね。初めのうちは、ついめんどくさいもんですから、いい加減に手をぬらして食卓に着こうとすると、必ず妻に「手洗ったの?」と言われたりしましてね。あれ、よくわかるもんですね。そうそう、まるでこどもとまったく一緒ですね。
そこまで、ほんとによくしつけられたものだと、自分でも感心しますけれどね。これが、強制される義務からだんだん日常習慣として根付いていくに従って、手を洗うことで、とてもリラックスしていることに気がつきました。
石けんの香りがとてもいいし、手を洗っているとほっとする。不思議に手だけでなく、その日一日の疲れと緊張も洗い流していくような感覚になります。
手洗いとうがい、それさえ励行しておけば風邪もひかないし感染症にもある程度安心できる。そういう習慣をこどものときから身に付けることは、大切ですね。 (談)
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