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2008年3月15日更新
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*第54回
(2007年10月調査)から

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実は“朝シャン”も“カラーリング”も減りました

ヘアケア/ヘアカラーの傾向変化をみる
第54回クリーン調査



 今回のクリーン調査は、3年ごとに行なってきたヘアケア/ヘアカラーに関する300名調査です。首都圏に住む、女子高校生・20代有職女性・20代有職男性の各100名、計300名の方々にご協力いただき、2007年10月に郵送記入方式で実施したものです。
 洗髪やヘアケア、ヘアスタイリング、ヘアカラーに関する意識と行動の実態のうち、ここでは過去の調査との比較を中心に、傾向の変化をみてみましょう。


1. いつ洗髪するか・頻度は
2. 絶えない髪の傷み
3. 有職組では髪型は「ショート」が増加
4. 使用しているスタイリング剤
5. カラーリングは減少



1. いつ洗髪するか・頻度は

 まず、洗髪の頻度をみると、いずれの属性でも「毎夜」髪を洗うとの回答が6割以上を占めています。
 一時期話題になった“朝シャン”は、女子高校生では約1 割、有職女性では約2割となっており、「朝は洗わない」が両女性グループではともに5割前後を占めています。
 “朝シャン”は、女性では増減を繰り返していて、07年調査ではまた減少しています。しかし、有職男性では常に3割の人が、「毎朝」髪を洗うと回答しているのです(図1)。

graph1


2. 絶えない髪の傷み

 自分の髪の傷みを感じている人の割合は、有職女性は85%、女子高校生は76%と、女性では最近も調査のたびに微増傾向が続いています。しかし、有職男性ではその半分弱程度しか髪の傷みを感じておらず、それも微減傾向がみえているという、男女の違いが明らかでした(図2)。

graph2

3. 有職組では髪型は「ショート」が増加

 髪型をみると、女子高校生(43%)と有職女性(31%)が「セミロング(パーマをかけていない)」がいちばん多くて、有職男性は「ショート(パーマをかけていない)」が多数派(83%)です。
 しかし、これも傾向でみると、女子高校生では「ショート(パーマをかけていない)」は1 割と減少が著しく、逆に「ロング(パーマをかけていない)」が32%と前回比倍増しているのが目立ちます。
 また、有職女性では「ロング(パーマをかけている)」が前回から9ポイント増加するとともに、「ショート(パーマをかけていない)」も5ポイント増、となっています。
 有職男性では、「ショート(パーマをかけていない)」が、一貫して増加し続けています(図3)。

graph3


4. 使用しているスタイリング剤

 使用しているスタイリング剤のタイプは、男女を問わず各属性とも「ワックス」がいちばん多くなっています。とくに有職男性では「ワックス」の増加傾向が顕著です。
(図4)これに次いで、女子高校生・有職女性では「スプレー」、有職男性は「ジェル」が続いています。
 このほか、過去調査と比較して目立つのは、女子高校生では「ミスト」の利用が増加傾向にあること、同じく有職女性でも「ミスト」の割合は、前回調査より17ポイントも増加していることです。

graph4


5. カラーリングは減少

 カラーリングを「現在している」比率は、有職女性で73%、女子高校生で29%、有職男性で13%となっています。時系列でみると、いずれも01年をピークにして減少傾向にあります。
 これに、「以前はしていたが、今はしていない」を含めた利用経験のある人計でみると、有職女性では98%、女子高校生では45%、有職男性では74%になります。
 とくに、有職男性では、“カラーリング経験者だが、現在はしていない”という人が61%もあって、その落ち込みが目立っています(図5)。

graph5


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