まず、全体的にみると、「そう思う」と「ややそう思う」を足した肯定意見がすべての属性で9割に達したのが、「日本の衛生環境は良い方だと思う」「その国の文化・風習があるので、衛生環境が異なるのは仕方ないと思う」との、二つの設問についてでした。
そして、これに次いで肯定率が高かったのが、女性らしく「海外旅行時でも、普段利用している衛生用品・美容用品を利用したい」でした。
「海外に行くと、普段あまり気にしない衛生環境が気になる」「旅行先を選ぶときに、特有の感染症や病気の存在が気になる」の肯定比率も8割となり、逆に「衛生環境の問題を、特に海外だからといって感じることはない」についての肯定比率が2割に達しないことを併せみると、近年のさまざまなできごとを敏感に反映してか、海外旅行時の衛生環境の変化に対する意識の高さがうかがえます。(グラフ1)
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