まず、O-157、SARS、インフルエンザ、鳥インフルエンザなど感染症等のニュースや問題が絶えないこの頃ですが、これらによって衛生に対する意識の変化はなにかあったのでしょうか。「意識するようになった」と「まあ意識するようになった」を合わせると、子どものいない女性では54%、子どもをもつ主婦では実に76%に上っています。やはり、子どもをもつ主婦の意識が非常に高いという結果がでています。
また、感染症等の問題が取りざたされるようになって、日常生活や衛生行動のうえでなにか変化があったのでしょうか。子どものいない女性では「変わった」と答えたのは48%でしたが、子どもをもつ主婦ではこれまた76%に上りました。
では、具体的にどんなことが日常生活・衛生行動で変化したかというと、「手をていねいに洗う」、「うがいをする」が多く、そのほか「加湿機などで湿度に気をつける」(子どもをもつ主婦)、「衛生に関する情報の収集」「特定の食品を買わなくなった」(子どものいない女性)が上位を占めていました。意識だけでなく、行動まで変化していることがうかがえます。
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