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㉚むだなく心地よく これからの家事スタイル
<3>“ごみ”を“資源”に変える心がけ |
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より効率的・効果的に家事を行なって、ゆとりや心地よさも大切にできる方法を紹介するシリーズです。3回目は、ごみを減らし、資源として循環的に利用していくために、一人ひとりができることを考えます。
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★製品を選ぶ・買う段階から、省資源を意識しよう |
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環境への負荷を低減した循環型社会を作るには、資源のむだ使いや廃棄物量を減らす取り組みが不可欠です。そこで近年は、製品ライフサイクル全体で『3R(Reduce、Reuse、 Recycle)+Renewable』を進めることがますます重要になっています。消費者はどんな行動を起こせばよいのでしょうか。
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★分別排出して、リサイクルを推進しよう |
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家庭で不要になったごみの中には、リサイクルや再利用ができる資源になる物が含まれています。家庭ごみの分別排出をしっかりやることで、ごみの資源化を応援できます。
家庭ごみの約6割(容積比)を占める容器包装関連のごみについては、自治体はこれまで『容器包装リサイクル法』に基づいて回収やリサイクルを推進してきました。2022年4月からは『プラスチック資源循環促進法』も施行され、プラスチック製品などの新たな品目の分別排出・回収も徐々に始まっています。
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★外出先のごみにも、責任を持とう |
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外出先ではその場所の分別排出ルールに従います。たとえば多くの人が集まるイベントで、ごみの分別やごみ箱を間違えてしまうと、後につづく他の人も間違えてしまい、資源として回収できなくなる場合があります。また、屋外では持ち帰るべきごみを置き忘れて環境を汚したり、ごみが風に飛ばされて河川や海に流出したりすることもあるので、十分に気をつけましょう。
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