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2021年3月22日更新
01.*暮らしのクリーンノート 〜よごれを知って きれいな暮らしを〜 *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 #03.CLEAN AGE 265号 

*暮らしのクリーンノート


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暮らしのクリーンノート〜よごれを知って、きれいな暮らしを〜

 

㉓ ディープクレンジングで洗たく上手! <1>詰め込み洗いがダメな理由


cut衣類の寿命をちぢめる黒ずみや黄ばみなどを防ぐため、“ディープクレンジング(汚れをしっかり落とす)”方法をマスターするシリーズ。1回目は、洗たくの基本からおさらいします。


★洗たくの基本ルール 〜4つの要素〜

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 洗たく物には皮脂や汗、食べこぼし、泥、化粧品などの汚れや臭いがついています。1回の洗たくでこれらの多様な汚れをしっかり落とすには、①洗たく機(機械力)、②水、③洗たく物、そして④洗剤(界面活性剤)、この4つを適切なバランスで組み合わせることが重要です。
 この洗たくの基本ルールを覚えておくと、「洗たくをしたのに、衣類の黒ずみや黄ばみが気になる」といった不満を少なくできます。間違った洗たく方法で大切な衣類にダメージを与えないために、まずは洗たく槽の中で何が起こっているのか、見ていきましょう。

これらを適切な量やバランスで組み合わせて初めて、汚れをしっかり落とせます

★洗たく機の“機械力”と“水”の役割

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 洗たく機は、洗たく槽の機械力(かき回し方・力のかけ方など)の違いから、縦型とドラム式に分かれます。
 縦型の洗たく槽は上向きで、ためた水をうず状に回転させ、衣類をこすり合わせてモミ洗いをします。ドラム式の洗たく槽は横向きで回転しながら、ためた水の中に衣類を上から下に落としてタタキ洗いを、左右にゆすってモミ洗いをします。この機械力と水によって、洗たく物の繊維の間まで水を行き渡らせて、付いた汚れを水中へと引きはがしているのです。
 縦型もドラム式も、洗たく物をたくさん詰め込むと、洗たく物の量に対して必要な、洗う水の量が足りなくなります。とくにドラム式は、洗たく槽の水を溜める空間が小さく、縦型よりも少ない水で洗う仕組みなので、詰め込み洗いをしないように注意してください。
 洗う水の量が足りないと、洗たく物と水がなじまず、汚れ落ちが悪くなったり、洗いムラができたり、強い機械力で繊維が傷んだり、いろいろな問題が起こります。

POINT:汚れを落とすのは洗剤だけじゃないのね。洗たく機の機械力、水、洗剤で効果的に落としているんだ! POINT:詰め込み洗いをすると、水の量が不足して、汚れ落ちが悪くなり、黒ずみ黄ばみも発生しやすくなるよ!

★詰め込み洗いをすると、洗剤の洗浄力が弱くなる

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POINT:詰め込み洗いをすると、水の量が不足して、汚れ落ちが悪くなり、黒ずみ黄ばみも発生しやすくなるよ!

 洗剤は、主成分の界面活性剤の分子が水中で分散し、“ミセル”という集合体をつくることで高い洗浄力を発揮します。このミセルは洗たく機の力が加わると、より効果的に繊維の汚れを取り囲み、引きはがしていきます。また、はがれた汚れも水中で取り囲み、汚れが繊維に再び付着する“再汚染”を防止しています。
 しかし、詰め込み洗いの状態では、汚れの量も増えるので、界面活性剤の分子の数が足りなくなります。その結果、水中でミセルが十分につくられず、洗浄力が弱まってしまいます。


<界面活性剤の大切なはたらき>『洗剤の適量=ミセル(界面活性剤の集合体)が水中で十分につくられる量』
Point:詰め込み洗いは、繊維の傷み、汚れ落ちの悪さや再汚染による黒ずみや黄ばみなど、衣類の風合いや見た目を悪くする原因になっています。詰め込み洗いをやめることが、deep cleansingへの大きな一歩です!
 

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