手洗い後のぬれた手をふくハンカチやタオル、唾液などのひまつ(飛沫)を防ぐマスクは、使用後は汚れていて、感染症の原因となる細菌やウイルスがついている可能性もあります。そのため常に清潔に保ちましょう。感染症を予防するうえでは、使用済みのハンカチ・タオル・マスクを共同で使わないことも大切です。

感染症を予防するために、使用済みのものを共同で使わない
●手をふくハンカチや、タオル
●マスク、マスク置き
●ティッシュ (咳やくしゃみをするときに 口と鼻をおおう用)

ハンカチやタオルは、1日使ったら洗たく
使用済みのハンカチやタオルは湿っていて、付着した汚れを餌にして菌が繁殖しやすい状態です (Q&A1)。湿ったら取り換えるか、風通しの良い場所に干して乾かします。菌は高温多湿を好むので、ポケットなどに入れっぱなしにするのはさけましょう。1日使ったら洗たくに出し、清潔なものに取り替えてください(Q&A2)。

マスクを触ったら、手を洗おう
唾液などのひまつが付着するのはマスクの内側だけではありません。マスクの表側にも空気中のひまつなどがつきやすいので注意します。マスクを触った手で口や鼻や目などの粘膜に触ったり、食べ物に触ったりすると、接触感染するリスクがあるのでやめましょう。マスクに触った後は、手を洗いましょう(Q&A3)。
|