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2018年9月15日更新
01.*暮らしのクリーンノート 〜よごれを知って きれいな暮らしを〜 *目次へ 
参照カテゴリ> #02.3R #03.CLEAN AGE 255号 

*暮らしのクリーンノート


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暮らしのクリーンノート〜よごれを知って、きれいな暮らしを〜

 

⑯ 洗剤類の「詰め替え用製品」でプラスチック容器のごみを減らそう


cut洗剤類のプラスチック容器は、中身の品質を保つ・製品を安全に使えるようにする・正しい使い方を表示するなどの大事な役割を果たしています。しかし、使い終わった容器は「ごみ」になるため、量を減らす努力が大切です。


★製品のライフサイクルを通じて「3R(スリーアール)」を心がける

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 家庭から出されるごみの約6割(容積比)は、容器・包装のごみです。容器・包装のごみをできるだけ減らし、持続可能な社会の実現につなげるためには、製品のライフサイクル(原材料調達から、生産、物流、販売、使用、廃棄・リサイクルまで)を通じて「3R(スリーアール)」を実行することが重要です。  
 3Rとは、リデュース、リユース、リサイクルの3つをまとめた言葉です。ふだん、洗剤類を使ったり、捨てたりするときも、3Rを心がけましょう。


★もっと知ってほしい詰め替え用製品のこと

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 日本石鹸洗剤工業会は1995年から、会員社とともに容器包装プラスチック使用量の削減をすすめています。大幅なリデュースにつながる詰め替え・付け替え用製品の普及につとめ、その出荷量を全製品出荷量の79%(1995年の16.5倍)にまで増やしました(環境年報2017年度版より)。
 より多くの人にとって使いやすい容器にするために、形や素材に工夫と改良を重ね、それに伴い、工場で中身を詰める技術なども新たに開発しています。

プラスチックフィルム構造と設計の工夫(例)

★詰め替え用製品を上手に利用してください

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袋に入れるときは気をつける

・詰め替え用製品を扱うときはここに注意

 詰め替え用製品は薄いフィルム素材でできています。持ち運ぶときは注ぎ口をつかまないでください。うっかり開封してしまうことがあります。  
 買い物袋や戸棚にしまうときは容器が破れないように注意し、とがった物と接触させたり、重い物を上に乗せたりしないでください。

・必ず、その製品の本体容器に詰め替える

無地の容器に詰め替えるのもダメよ! 本体容器は中身に合わせて設計されていて、品質を守る、安全に正しく使えるようにする、適量を計るなどの役割があります。誤使用や思わぬ事故を防ぐために、詰め替え用 製品は必ず“その製品の本体容器”に詰め替えましょう。  

・必要なぶんだけを買い、買い置きをしない

 買い置きや長期保管は劣化を招き、廃棄につながり やすいのでやめましょう。


結論:洗剤類のメーカーは容器に使うプラスチック量を少なくして、ごみの量を減らす努力をしています。日常生活では詰め替え用製品などを上手に利用してください。

 

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