風邪やインフルエンザなどの病原体は目に見えず、知らないうちに体内に入ってしまいます。感染経路はおもに「飛沫感染」と「接触感染」で、日常生活のなかで人の手を介して感染することが多くあります。また、病原体がついた手で物に触れると、その場所にも病原体がつき、他の人にうつってしまうことがあります。
手洗いは、感染症対策の基本です。石鹸でしっかりと手を洗うと、手や指についた病原体を効果的に取り除くことができます。外から帰ったときや、トイレの後、食事の前などは必ず手を洗いましょう。
手洗い以外では、マスクの着用やうがい、室内を適度な湿度(50〜60%)に保つこと、十分な休養とバランスのとれた栄養をとることなども感染症の予防に役立ちます。
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