家庭でお洗濯をするとき、まず何からはじめていますか?
衣類の色落ちや傷みなどを防いで上手に洗うには、大事なチェックポイントがあります。次の手順で、洗濯機のスタートボタンを押す前の準備をしましょう。
『家庭で洗えるかどうかチェック』
はじめに衣類の取扱い表示を見て、家庭で水洗いできるかどうかと、繊維の種類をチェックします。下着や靴下、タオル、ワイシャツ、スポーツウェアなどはほとんどの場合、洗濯機のふつうコースで洗えます。
『繊維の種類に合った洗剤を選ぶ』
次に、衣類の表示と、洗濯用洗剤の表示をそれぞれ確かめて、繊維の種類に合った洗剤を選びましょう。
『色落ちしやすい衣類は分けて洗います』
濃い色の衣類は洗うと染料が落ちて、ほかの洗濯ものに色移りしてしまうことがあります。はじめて洗うときは、前もって色落ちテストをしましょう。
白い布に洗濯用の洗剤を少しつけて、衣類の目立たないところをポンポンとたたきます。布に色がついた(色移りした)場合は、ほかの衣類とは分けて洗ってください。
『洗濯ものはつめこみすぎないで』
洗濯槽いっぱいに洗濯ものを入れて洗うと、かくはんされにくくなり、汚れ落ちが悪くなってしまいます。洗濯機の説明書で、どのくらいの量の洗濯ものが洗えるか確かめておくとよいですね。
『洗剤はきちんとはかります』
洗剤は、多く使いすぎるとすすぎ残しの原因になることがあり、少なすぎると汚れが落ちないので、きちんと計って入れることが大事です。洗剤の箱やボトルに書いてある「使用量の目安」のとおりに、洗剤についている専用のスプーンやキャップではかりましょう。
『柔軟仕上げ剤は洗剤と別々に』
洗剤と柔軟仕上げ剤が混じるとどちらの効果も低下するので、洗濯機の投入口は別になっています。それぞれの投入口に入れておくと、洗うときに洗剤が、すすぐ時に柔軟仕上げ剤が自動的に洗濯槽に入ります。
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