日本石鹸洗剤工業会(JSDA)
home JSDA概要 沿革 組織・会員 統計 資料・刊行物 リンク 総目次 English
JSDAの活動 安全と環境 石けん洗剤知識 役立つ情報 クリーンキャンペーン CLEAN AGE
2015年12月15日更新
01.*暮らしのクリーンノート 〜よごれを知って きれいな暮らしを〜 *目次へ 
参照カテゴリ> #03.住居 #03.CLEAN AGE 244号 

*暮らしのクリーンノート


←前へ 次へ→

暮らしのクリーンノート〜よごれを知って、きれいな暮らしを〜

 

⑤ トイレのニオイが消えないのはなぜ?


cutトイレの嫌なニオイの主な発生源は、尿ハネです。汚れの付きやすい場所を知って、しっかりとニオイ対策をしましょう。

★見えない尿ハネがトイレのニオイの原因

-

 トイレのドアを開けると、なんだか嫌なニオイが。目に見える汚れはないのになぜかニオう、というときは、便器から跳ね返った尿が細かく飛び散る“尿ハネ”を疑ってみましょう。尿ハネは、想像以上にトイレの広い範囲を汚していて、嫌なニオイのもとになっているのです。
 ある実験では、立って用を足したときの尿ハネは半径約1mにまで及び、その量は1日約2,300滴にもなることがわかりました。また、座って用を足したときの尿ハネは、とくに便座の裏側に多く付くと言われています(ライオン(株)ホームページより)。

図:尿ハネがとくに付きやすい箇所とは?

★尿はもともとあまりニオわないって本当?

-

 実は、排泄直後の尿はあまりニオイがしません。人は体内で発生したアンモニアを尿素に変換し、腎臓で濾過してから尿として排泄するので、一般的に健康な人であれば、それほどニオわないのが普通です。しかし、時間がたつと雑菌が尿を分解して、尿ハネから嫌なニオイが発生してしまいます。

図:菌が尿を分解して嫌なニオイが発生する
図:POINT:尿ハネを放置すると、雑菌による分解がすすみ、嫌なニオイが作られてしまいます。尿ハネを完全に防ぐことは難しいため、こまめに掃除をして、ニオイの発生を抑えましょう。


★尿ハネを上手に掃除してニオイを抑えよう

-
 ニオイを抑える拭き掃除のポイントをご紹介します。から拭き、水拭きでは、汚れを落としきれないので、拭き掃除に使用できるトイレ用洗剤から、除菌・消臭効果があるものを選ぶとより効果的です。
 トイレットペーパーにスプレーして使うタイプやシートタイプのトイレ用クリーナーを使うのも便利ですね。壁や床、便器まわりや便座を丁寧に拭きます。尿ハネが多い場所から拭くと汚れを広げてしまうので、汚れの少ない場所から先に拭くのがポイントです。水洗レバーやドアノブ、ペーパーホルダーなど、トイレの後に手が触れる場所も忘れずに拭きましょう。

図:こういうところをこまめに拭き掃除をしよう
洗剤は、表示をよく読んでから使おうね!これでニオイもすっきり!

-
結論:トイレは専用の洗剤と拭き掃除で尿ハネ&ニオイ対策をしましょう。マットやカバーも週に1度は洗濯を。
-

▲上へ

HOMEJSDAの活動安全と環境誤飲誤用石けん洗剤知識役立つ情報クリーンキャンペーンCLEAN AGEこどものページJSDA概要沿革組織 会員統計資料 刊行物リンク総目次English

日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)

© Japan Soap and Detergent Association 2000