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洗濯ものを何日分もためてしまっていませんか? 早めに洗うことがなぜ大切なのか、その理由を学びましょう。
見ためはきれいでも、脱いだ洋服には、実はいろいろな汚れが付着しています。
皮膚を保護するため皮脂腺から常に分泌している皮脂は、肌着に一番多くつく汚れでもあります。ある調査では、1日着用した綿の肌着に約2gの皮脂が付着したことがわかりました*。汚れの量は、衣類を長く着続けるほど、増えていきます。 *日本石鹸洗剤工業会 セミナー資料「洗濯の科学-理解していただきたい科学的事実-汚れの科学」より
衣類についた汚れは、時間がたつにつれ変質したり、繊維との結びつきが強くなって、落としにくくなります。 洗剤には、汚れを落とす主成分として界面活性剤が配合されていますが、時間がたった頑固な汚れは通常の洗濯では落としにくく、場合によっては、浸け置き洗いなどの手間もかかってきます。
洗濯ものにつくのは、汚れだけではありません。湿度と温度が高い場所では、細菌が汚れを栄養にして増殖し、嫌なニオイやカビが発生しやすくなります。
そのため、湿ったタオルや衣類などはできるだけ早く洗うことが大切です。手をふいたハンカチも洋服のポケットに入れたままにしないこと。洗濯機の中も、湿気が多く、通気性が悪いので、洗濯槽の中には洗濯ものをためないようにしましょう。
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