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【IV】シミ
3洗剤で落ちにくくなったコーヒーのシミ
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【I】色の変化
A.脱色・退色
B.変色
C.その他
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ

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【IV】シミ -3.洗剤で落ちにくくなったコーヒーのシミ
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衣類
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プリント柄のブラウス
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素材
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ポリエステル100%
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シミ
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コーヒー
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状態
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弱アルカリ性の洗剤でシミ抜きをしたが取れずに残った
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回復 |
回復できません |
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コーヒーの成分はカフェイン、タンニン、糖分、脂肪、タンパク質、色素などで、これらが繊維組織の内部に浸透しているため、アルカリ処理や熱処理をするとシミが固定され取れにくくなります。この場合には回復できません。
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防止策
コーヒーの付着直後のものは水洗いでほぼ落ちます。
長時間放置した古いシミは洗濯用中性洗剤(ウールやおしゃれ着洗い用など)で叩き出せば、ほとんど完全に除去できます。
この方法でも落ちないとき、ポリエステル素材であれば、漂白処理でシミを落とせます。洗濯用中性洗剤(ウールやおしゃれ着洗い用など)で“叩き出し”た後、粉末の酸素系漂白剤であれば容器に表示のシミ抜き濃度の溶液に30分位つけ、液体の酸素系漂白剤であれば原液をシミに直接塗布し、洗剤液に30分位浸け、その後水で充分すすぎを行ないます。 |
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