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2011年6月15日更新
01.*お洗濯119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 

【II】損傷
*洗濯によるプリント部分のヒビわれ
*酸素系漂白剤による金具周囲の穴あき
*塩素系漂白剤による損傷
*4溶剤で衣類に穴があいた

【I】色の変化
 A.脱色・退色
 B.変色
 C.その他
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ

【III】損傷 -4.溶剤で衣類に穴があいた

衣類

婦人用セーター

素材

アセテート85% ナイロン15%

シミ

口紅

状態

マニキュアの除光液をシミ抜きに使い穴があいた

回復

回復できません


アセテートは、酢酸セルロース繊維ともいい、アセトン、酢酸エステルなどが付着すると溶けてしまいます。マニキュアの除光液は、アセトン、酢酸エステルが主成分なので、アセテートを含む素材のシミ抜きには使用できません。この例でも、アセテート繊維が溶けて、ナイロン繊維だけが残っています。

また、マニキュアの除光液は、本来シミ抜き用ではなく、アセテート以外の素材にマニキュアがついた場合など、限られたケースでのみ使われます。

防止策

シミを落す前に、必ず衣類に付いている素材表示を確認しましょう。
口紅がついた時は、きれいなタオルをシミ側にあて、裏面からベンジンかエチルアルコール(消毒用アルコールでも可)でたたいて、汚れをタオルに移します。
色素が残ることがあるので、水洗いできる衣類の場合は、液体洗剤(無蛍光で素材に合った洗剤)をシミ部分につけて軽くもんでから、洗濯します。

水洗いできない衣類の場合は、クリーニング店に相談することをおすすめします。

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