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【II】損傷
2酸素系漂白剤による金具周囲の穴あき
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【I】色の変化
A.脱色・退色
B.変色
C.その他
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ
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【II】損傷 -2.酸素系漂白剤による金具周囲の穴あき |
衣類
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綿の厚手エプロン
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素材
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綿100%
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状態
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エプロンについている金具の周囲に穴があいた
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原因
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金具の錆が生地にしみ込み、漂白時に触媒的作用を起こして、生地が脆化した
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回復
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破損によるもので回復はできません
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金属の付属品がついている衣類や、金属を含む含金属染料で染めた衣類は、酸素系漂白剤では漂白できません。金属が触媒となって、生地が傷んだりすることがあるためです。
このケースでは、生地に金属のサビがしみこんでいたため、その部分の繊維が脆化し、穴があいてしまったものです。
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防止策
金具がついている衣類は、酸素系漂白剤の使用を避けてください(塩素系漂白剤および還元系漂白剤の使用も避けてください)。 |
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