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2011年6月15日更新
01.*お洗濯119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 

【II】損傷
*洗濯によるプリント部分のヒビわれ
*酸素系漂白剤による金具周囲の穴あき
*塩素系漂白剤による損傷
*溶剤で衣類に穴があいた

【I】色の変化
 A.脱色・退色
 B.変色
 C.その他
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ

【II】損傷 -1.洗濯によるプリント部分のヒビわれ

衣類

顔料プリントのTシャツ

素材

綿100%

状態

プリントの部分にヒビが入っている

原因

繰り返し洗濯でプリント部が引っ張られたため

回復

回復できません


顔料プリントとは、水に溶けない粉末の着色料(顔料)を合成樹脂などの接着剤(バインダー)に混ぜて生地に接着する方法です。
複雑な柄や多色柄などの場合、紙・その他のフィルムに印刷した柄を、圧力と熱をかけて生地表面に転写する方法がとられますが、表面だけにプリントされるので、伸縮性のある生地を使った衣類の場合、プリント部分にも若干の伸縮性が残ります。そのため、着用や洗濯で引っ張られるとプリント部分にひび割れを生じることがあります。


防止策

最近は、バインダーが改良されてこのようなヒビ割れの発生は少なくなっています。ただし、洗濯の前には、衣類の取扱い絵表示を見て、洗い方を確認しましょう。ネットに入れて洗う、弱水流で洗う等の方法が示されている場合があります。




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