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2011年3月15日更新
01.*お洗濯119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯 

【I】色の変化
 
B.変色 
*銅石けんによる衣類の変色
*鉄分の付着による変色
*3細菌類によるタオルのピンク化
*柔軟剤と入浴剤によるピンク化
*塩素系漂白剤による黄変
*蛍光剤(蛍光増白剤)による生成りの変色
*洗剤の使い方による色ムラ
*上衣と下衣との蛍光剤(蛍光増白剤)による変色
*アクリル衣類の日光による黄変
*10 塩素系漂白剤による芯地の黄変

【I】色の変化
 A.脱色・退色
 B.変色
 C.その他
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ

【I】色の変化 B.変色 -3.細菌類によるタオルのピンク化

衣類

白いタオル

素材

綿100%

状態

洗濯を繰り返すうち全体にピンク化した

原因

酵母やバクテリアによる発色現象

回復

塩素系漂白剤処理により回復します


洗濯物はぬれたままの状態が続くと、雑菌が繁殖しやすくなります。ピンクの色素を出す酵母菌などが繁殖したことで、ピンク色になったと考えられます。

防止策
酵母菌はどこにでもある菌です。雑菌が繁殖しないように、汚れはすぐに洗濯し、ぬれた状態は長時間放置せずに乾かしましょう。直射日光下に干すか、湿熱(スチーム)アイロン掛けも効果的です。また、取り扱い絵表示に「エンソサラシ」表示がある場合は、塩素系漂白剤で処理する方法がもっとも衛生的です。


↑左がピンク化前の色

電子顕微鏡写真→


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