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【I】色の変化
A.脱色・退色
1-2コーデュロイのズボンの変退色
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【I】色の変化
A.脱色・退色
B.変色
C.その他
【II】損傷
【III】形態変化
【IV】シミ

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【I】色の変化 A.脱色・退色 1-2.酸素系漂白剤によるコーデュロイのズボンの変退色 |
衣類
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茶色のコーデュロイのズボン
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素材
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綿100%
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状態
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粉末の酸素系漂白剤で処理したところ、部分的に茶色が変色している。
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原因
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染色加工剤との化学反応で変色した。
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回復
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粉末の酸素系漂白剤による変退色は回復できません。
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綿のコーデュロイの染色には硫化染料が使われてきましたが、最近では反応性染料を使ったものなどが多く出ています。この場合、染料自体や、染色堅ろう度を高めるためのフィックス処理剤に金属が使用されているものもあります。染色後のソーピングが十分でない場合には、これら金属成分と酸素系漂白剤が化学反応し、変退色をおこすことがあります。
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↓もとの色の部分
変色した部分↑
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防止策
漂白処理をする前に、湯に溶かした濃い目の液を目立たない部分につけて5分ほどおき、変色しているものや、変色していない場合でも白布をあててもんで色が移れば使わないでください。
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