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■風呂・トイレ
■部屋

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[その他] 塩素系漂白剤で台所の水(湯)が黒ずむ
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対象
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水道水(電気温水器経由したもの)
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状態
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台所でふきんを漂白するために、洗いおけに蛇口から温水をとり、塩素系漂白剤を入れて希釈したところ、水が黒褐色になった
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原因
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電気温水器のヒーターメッキの金属(ニッケル)が微量溶出し、これが塩素系漂白剤で酸化したと推定される
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回復 |
着色した水は使用不可。白色の衣類に着色した場合は、還元系漂白剤により回復できる |
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電気温水器のヒーター表面は、ニッケルメッキされている場合があります。温水器が新しいうちは、微量のニッケルメッキは水(湯)に溶解します。水に溶解したニッケルは、塩素系漂白剤で酸化され、黒色を呈するようになります。
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防止策
電気温水器も長く使用していると、次第に表面に酸化皮膜が生成されて安定化してきます。そうなると、ニッケルの水への溶出は抑えられることになり、塩素系漂白剤による着色もなくなります。
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電気温水器を通して採った水100mlに塩素系漂白剤1mlを入れた後の状態(黒く着色)
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電気温水器を通さずに直接水道蛇口から採った水100mlに塩素系漂白剤1mlを入れた後の状態(変化なく無色透明) |
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