日本石鹸洗剤工業会(JSDA)
home JSDA概要 沿革 組織・会員 統計 資料・刊行物 リンク 総目次 English
JSDAの活動 安全と環境 石けん洗剤知識 役立つ情報 クリーンキャンペーン CLEAN AGE
役立つ情報
2003年6月16日更新
01.*お掃除119番(失敗事例 その原因と防止策) *目次へ 
参照カテゴリ> #03.住居 

■部屋

*[キズ]白木化粧合板のシミ・修復の失敗
*[変色]アルカリ性洗剤による畳表の黄変
*[変色]アルカリ性洗剤による白木床の変色
*[変色]木製テーブルの天板
*[変色]クッションフロアーの接触汚染
*[変色]カーペットのシミ抜きでの変色
*[汚れ]すり板ガラスの部分洗浄による汚れムラ
*[汚れ]織物壁の水拭きによるシミ

■キッチン
■風呂場・トイレ

 

[汚れ] 織物壁の水拭きによるシミ

対象

織物壁紙

材質 麻(ヘンプ)

状態

輪ジミが生じている

原因

汚れをとるのに水拭きしたため

回復 ある程度目立たなくなりますが完全な回復は困難です

最近は手入れの簡単なビニール壁紙が多くなっていますが、以前は壁装材といえば主に麻(ヘンプ)を中心とする織物壁紙が多く使用されていました。最近では麻は少なくなっており、レーヨン壁紙が主流になっています。
このような織物壁紙はビニール壁紙に比べやや高価ですが独特の風合い、自然な味わいを持っており、ある程度の吸音断熱効果もあります。しかし、織物壁紙は吸水性がありますので、水や洗剤溶液で拭くとムラや輪ジミが生じてしまいます。特にホコリや汚れの著しい場合、いきなり水拭きをするとひどい輪ジミになることがあります。

防止策

織物壁紙は乾式清掃(ハタキや電気掃除機)が原則です。シミが生じた場合は住宅家具用洗剤をうすめた液を雑巾に浸ませ、かたくしぼってぼかすように拭きます。
シミの部分だけを拭きますとかえって目立ったり輪ジミが生じたりします。また、輪ジミが生じた場合も同様に輪郭をぼかすように拭きます。いずれの場合も完全な除去は難しく、著しいシミ、輪ジミは張りかえるほかありません。


←前へ



▲上へ

HOMEJSDAの活動安全と環境誤飲誤用石けん洗剤知識役立つ情報クリーンキャンペーンCLEAN AGEこどものページJSDA概要沿革組織 会員統計資料 刊行物リンク総目次English

日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)
〒103-0027 東京都中央区日本橋3-13-11 TEL 03-3271-4301 FAX 03-3281-1870
Copyright(c) Japan Soap and Detergent Association 2000-2010 All Rights Reserved.