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2014年9月16日更新
01.*石けん洗剤の基礎 *目次へ 
参照カテゴリ> #03.洗濯,住居 

*洗剤の適量使用


洗剤は適量使用が大切です

cut日本石鹸洗剤工業会の洗たく科学専門委員会の調査から、近年は節水・節電を意識して洗濯をする人が多いことがわかりました。節水するために1回にまとめ洗いして洗濯回数を減らしたり、1回すすぎの洗剤を利用したり、さらに節約意識からか、洗剤を少なめに調節する傾向もみられます。


◆コンパクト洗剤は、とくにきちんと計量しましょう

最近の洗剤は、環境に配慮したコンパクトタイプが増えつつあります。そのため、ちょっとくらいと思って減らしてしまうと、適量よりだいぶ少なくなってしまう恐れがあります。1回分の洗濯物の量は多くなっているのに、洗剤の量が足りないと、汚れを落とす働きや汚れが衣類に再付着するのを防止する効果が低下して、衣類の黄ばみや黒ずみの原因になったり、嫌なニオイが発生することがあります。もちろん、使い過ぎてもムダになりますので、適量使用を心がけましょう。


◆ドラム式洗濯機の場合は、洗濯物の重量に合わせて計量を

ドラム式洗濯機は、1度にたくさんの衣類が洗える大容量が人気で、しかも洗濯に使う水が少なくてすむ節水型が主流です。ドラム式の場合は、1回分の洗濯物の重量に合わせて洗剤を計量するのが基本です。洗濯物を見てその重量を把握することは実際には難しいので、普段の洗濯物の重さを体重計で量り、参考にする方法をおすすめします。


◆すすぎについて注意してほしいこと

節水・節電効果が期待できる「1回すすぎ洗剤」で、普段から1回すすぎで洗濯している人は、ほかの洗剤に変更する際には製品ラベルに「1回すすぎ」の表記があるか確認してから使いましょう。表記が見あたらなければ洗濯機のすすぎは1回にせず、「標準コース」で洗濯することをお勧めします。
また、すすぎに風呂の残り湯を使うと、汚れや雑菌が衣類に付いて、嫌なニオイの原因になることがあるので、必ずきれいな水道水を使いましょう。


cut衣類の黒ずみやニオイ…
洗剤使用量が“ちょっと”足りない
ことが原因かもしれません!


使用量の目安

洗剤使用量の目安は、各洗剤のラベル表示でご確認ください。
※写真は一例です。



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