界面活性剤はすでに述べたように親油基と親水基から出来ています。
そして、それぞれの組み合わせにより、界面活性剤としての特徴を有します。
界面活性剤は以下のように便宜的に分類されますが、必ずしも一義的なものでありません。
考え方によって、色々の分類の仕方があります。
下記の分類、特に「系列」は「家庭用品品質表示法」に基づいて分類したものです。
この法律に従うと、「系列」は「親油基」あるいはその原料によって分類されます。---(1)
なお構造式は主成分のみを表わしています。
Rは炭素数8〜22の長鎖アルキル基を意味しています。
また多糖類(しょ糖、ソルビタン等)はここでは便宜的に「A」で表わしています。
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