日本石鹸洗剤工業会(JSDA)
home JSDA概要 沿革 組織・会員 統計 資料・刊行物 リンク 総目次 English
JSDAの活動 安全と環境 石けん洗剤知識 役立つ情報 クリーンキャンペーン CLEAN AGE
2011年03月15日更新
01.*石けん洗剤の歴史 *目次へ 

*ヨーロッパでの普及から洗剤の発明まで

←前へ 

ヨーロッパでの石けんの普及

18世紀末の産業革命によって、石けんの製造に欠かせないアルカリ剤を、安く大量に製造する方法が発明されたことにより、石けんはめざましく普及。医学の進歩ともあいまって、当時流行していた皮膚病や多くの経口伝染病を大幅に減少させ、当時の人々の平均寿命を一段と伸ばすことに貢献しました。


国産石けんの登場

1873年(明治6年)、堤石鹸製造所が日本で初めて、洗濯屋向けに棒状洗濯石けんを1本10銭で発売。
1888年(明治21年)、国内初の銘柄石けんが発売。明治後半になって、ようやく一般の人々も、洗顔や入浴、洗濯などに使用するようになりました。


洗剤の発明〜家事労働の軽減にむけて

洗剤(合成洗剤)は、第一次世界大戦中、石けん製造の原料である油脂の不足を補う必要性からドイツで開発されました。これは、硬水に弱い石けんの欠点を克服したものでしたが、その後さらに洗浄力、浸透力の改良がすすみました。そして、第二次世界大戦後、アメリカを中心に研究が進み、本格的に家庭用の工業製品として普及しはじめました。
日本では、1937年(昭和12年)、石けんでの洗濯が難しいウール製品用に中性洗剤が発売されました。高度成長期に入った1950年代以降、日本でも洗剤が本格普及。電気洗濯機の普及とともに、固形石けんから、粉石けん、そして弱アルカリ性の洗剤へと、より便利に、さらに性能アップした製品が登場し、洗濯にかかる労力を激減する助けとなりました。




▲上へ

HOMEJSDAの活動安全と環境誤飲誤用石けん洗剤知識役立つ情報クリーンキャンペーンCLEAN AGEこどものページJSDA概要沿革組織 会員統計資料 刊行物リンク総目次English

日本石鹸洗剤工業会 (JSDA)

© Japan Soap and Detergent Association 2000