1998年から継続している環境モニタリングは、代表的な界面活性剤の環境(生態系)への影響を調査・評価するための活動です。
関東の多摩川、荒川、江戸川および関西の淀川の4河川(家庭排水が流入する可能性が比較的大きいと考えられる代表的な都市周辺河川)7地点で、定期的に濃度測定を行なっています。
最新の2023年の結果は右表の通りです。このモニタリング結果をもとに、環境影響に関するリスク評価も行ないました。
主要な界面活性剤の河川水中濃度は、水生生物への影響がないとされる予測無影響濃度を下回っており、界面活性剤による生態系リスクは小さいことを確認しました。