環境モニタリングは代表的な界面活性剤の環境への影響(生態系)を調査するため、1998年から約25年間にわたって継続している活動です。
関東および関西の4河川※4計7地点で年4回の濃度測定を行なっています。最新の2022年度の結果は下表の通りです。
※4. 多摩川、荒川、江戸川、淀川(家庭排水が流入する可能性が比較的大きいと考えられる代表的な都市周辺河川)
モニタリング結果をもとに、環境影響に関するリスク評価も行なっています。主要な界面活性剤の河川水中濃度は、水生生物への影響がないとされる予測無影響濃度を下回っており、界面活性剤による生態系リスクは小さいことを確認しました。