1998年から20年以上にわたり、界面活性剤の環境モニタリングを年4回実施しています。
家庭排水が流入する可能性が大きいと考えられる代表的な都市周辺の河川(計7地点※)における、界面活性剤濃度の調査・研究です。
※:多摩川3地点、荒川2地点、江戸川1地点、淀川1地点
最新の2019年度の結果は下表の通りです。
・nd=不検出・TEAQは近年の使用量増加にともない2012年から調査を開始しました
このデータをもとに、安全性と環境影響に関するリスク評価を行ないました。その結果、主要な界面活性剤の河川水中濃度は、水生生物への影響がないとされる予測無影響濃度を下回っており、界面活性剤による生態系リスクは小さいことを確認しました。