界面活性剤の環境モニタリング〜最新のリスク評価結果

当工業会は1998年から継続して界面活性剤の環境モニタリングを行なっています(家庭排水が流入する可能性が大きいと考えられる代表的な都市周辺の河川における濃度調査)。2017年度の結果は左表のとおりです。このデータをもとにリスク評価を実施した結果、主要な界面活性剤の河川水中濃度は水生生物への影響が表れないとされる予測無影響濃度を下回っており、界面活性剤による生態系リスクが低いことを確認しました。
・環境モニタリングは、多摩川3地点、荒川2地点、江戸川1地点、淀川1地点の 計7地点で、年4回実施しています ・nd=不検出
・TEAQは近年の使用量増加にともない2012年から調査を開始しました